「繊細さんの本」の書評

小麦の書評

繊細さんの本

書評

著者は、HSP専門カウンセラーの武田友紀さん。

『「繊細さん」の本』はメディアでも度々取り上げられ、発行部数は50万部を突破。

HSP関連本の中では、ずば抜けた人気を誇る本です。

 

はるはる
はるはる

自分は小麦さんから初めてHSPというワードを聞いたんです。
その時紹介してもらった本は別でしたが、後から読んだこの本が
かなりわかりやすいなと思ったので紹介しようかと。
書店でもランキング入りしてて驚きました@v@

 

HSP気質の人(とても敏感な人)を「繊細さん」と呼び、「自分の繊細さを克服すべき課題ととらえるのではなく、いいものとしてとらえる。」(引用:「繊細さん」の本 武田友紀著/飛鳥新社/2018年8月5日第1刷発行)ことを目指した実践的テクニックを紹介しています。

 

外部からの刺激・人間関係・仕事の項目に分けて具体的なテクニックが紹介されているので、目次から自分の悩みに対する解決方法を調べられます。

 

内容はHSP気質の人だけでなく、少し神経質な人や傷つきやすい人にも当てはまるものが多いので、色んな人におすすめです。

仕事に対する向き合い方

とくに仕事の項目で提案している、苦手克服の頑張りよりも得意を活かす頑張りについては、仕事で悩む人の心に刺さる内容が記されています。

 

 

「仕事では、苦手の克服よりも得意を活かすほうが断然おすすめです。」

 

「仕事で得意を活かし始めると、やる気と成果のトルネードが起こるのです。」

 

(出典:「繊細さん」の本 武田友紀著/飛鳥新社/2018年8月5日第1刷発行)

 

 

私自身、会社員時代は一生懸命苦手を克服しようと努力していました。

 

当時苦手だったことは、

 

・電話取り

・他社との打ち合わせ

・大勢で同じ部屋にいること

・決まった時間の休憩

・人と取る昼食

・マルチタスク

 

などなど。

 

 

とくに大勢で同じ部屋にいることは、結構ストレスでした。

パーテーションがなく、常に周りの目が気になり緊張状態にあったことが原因です。

 

パソコンをカタカタする音やガムを噛む音、ため息など周りから発せられる音もとにかく気になりました。

 

「自分だけの空間で仕事できたらな」とモヤモヤしながら、「ほかの人には何でもないことなんだから頑張らなきゃ」と自分にムチ打つ毎日。

 

音を遮断するために耳栓をつけたり視界を遮るため周りに本を置いたりしましたが、効果はイマイチでした。

仕事ではなく(仕事内容でもストレスはあったけど)、環境でストレスを感じることが余計にストレスで…

 

大きな会社ではなかったので、ほかの部屋での仕事や在宅勤務は選択できませんでした。

結局環境のストレスを改善できず、色んなことが重なり仕事は辞めてしまいます。

退職前と退職後

退職した今では、会社員時代に感じていたストレスはひとつもありません。

ライターの仕事に関する連絡はすべてメールだし、自分だけの空間で過ごせるし、自宅は猫がかけっこするとき以外無音です。

 

ただし、いいことだけではなく、会社員時代になかったストレスは生じました。

例えば自分でメリハリをつけて仕事をしないといけない点や、収入が自分の頑張り次第になる点など。

 

それでも、苦手克服に努めてイライラしていた当時よりよっぽど幸せです。

今のほうが充実している気がするのは、苦手なことに意識を向ける時間がなくなり仕事に集中しているからでしょう。

 

一人で淡々とこなす仕事が得意なことも、プラスに働いています。

当時は「早く家に帰りたい」と考えながら仕事するばかりでしたが、今は「何か新しいことも始めたいな」と思いながら仕事をするようになりました。

 

まだ行動に移してはいないものの、ペットシッターや介護の仕事にも興味が湧いています。

実際仕事をするかどうかは置いておいて、資格の取得だけでもしようかなと考え中です。

 

こんな風に苦手克服をやめただけで、色んなことへ興味を持てるようになりました。

 

苦手なことに向き合わなければいけないときもありますが、基本的には苦手の克服よりも得意を活かすほうが人生は充実するなと思います。

適職の見つけ方

『「繊細さん」の本』には、得意を活かす頑張りができる適職の見つけ方について記されています。

繊細さんが幸せに働くための条件は、以下の3つ。

 

1.想い やりたいこと、いいなと思えること

2.強み 得意なこと

3.環境 職場環境や労働条件

(出典:「繊細さん」の本 武田友紀著/飛鳥新社/2018年8月5日第1刷発行)

 

 

私の場合は職場環境を変えたことで、条件をすべて満たせました。

 

1.想い 自分の好きなタイミングで仕事をしたい

2.強み 淡々とした作業、裏方の仕事

3.環境 一人静かな場所で

 

こんな感じです。

 

はるはる
はるはる

自分も「好きなタイミングで仕事をしたい」、「一人が好き」。
ネットではコミュニティ運営とかしてるけど、それはネットという物理的に離れた空間だからできてるんです。
リアルで人とずっと一緒だとストレス溜まってしまいます@v@

 

オカメさんの場合は、現在家業のお手伝いとネットビジネスを両立していますが、将来家業のほうはビジネスオーナー型の働き方をして、ネットビジネスメインで仕事することを考えているそう。

 

こんな考え方ができるのは、幸せに働くための条件をオカメさんが分かっているからですね。

 

1.想い 仲間を大切にしながらネットビジネスを成功させる

2.強み 実直さ、サポート力、分析力

3.環境 気の合う仲間に囲まれながら

 

オカメさんと接して感じた想い・強み・環境は、こんな感じでしょうか。

繊細さんは今のままが素敵

この本で一番強く伝えているのは「変わらなくていい」ということ。

繊細な自分を封じ込めるのは、とてももったいないです。

 

実践的テクニックを試す、自分を変えずに環境を変えるなど、できることはたくさんあります。

繊細さんは、今のままが一番素敵です (#^^#)

 

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自分は、どこか他の人と違うなと感じていました。

 

人が怖くなることもよくあります。
とことん、社会に合わないなあと思ったし、自分にはお金を稼ぐ価値もないと思ってた。

 

ある日、ネットで稼ぐ方法があることを知ります。

パソコン1台で、商品を紹介して売るだけで大きなお金が得られる。

 

これならできるかも、と思いブログを始めました。
そして、ツイッターで出会った仲間達。

 

ネットの世界は広いものです。
自分と気の合う人達がこんなにいるなんて、夢にも思わなかった。

 

私は自分の居場所と、自分で稼ぐ手段を得ることができました。

 

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