アウトプット大全
書評
著者の樺沢紫苑さんは精神科医でありながら、メルマガ13年ほぼ毎日発行やYouTube5年毎日更新でアウトプットし続けている強者です。
この本では、アウトプットのおかげで自己成長できたと語る沢紫苑さんが、アウトプット術を具体的に解説してくれます。
アウトプットとは
そもそもアウトプットは、「出力」を意味する言葉です。
脳内にインプット=「入力」したことを、何かしらの方法でアウトプットすることで、自己成長が可能になると樺沢さんは言っています。
アウトプットのメリットは、記憶が定着し普段の行動が変わってくること。
行動により現実が変わると、自己成長につながります。
アウトプットに当たる行動は
・話す
・書く
・行動する
の3つ。
例えば本を読んだとき、読み終えてそのままではインプットしただけです。
本の内容を誰かに説明したり、ブログに書いたり、本の内容を実践したりした場合はアウトプットしたことになります。
アウトプットをするにあたり、実践しやすいのは書く・行動するだと思うので、今回はこの2つをピックアップしてご紹介します。
書く効果
書く動作は、脳を活性化させる効果があります。
手書きのほうが記憶力は高まるという研究結果があるそうなので、可能であれば手書きがおすすめです。
例えばTODOリストや目標を書くとき。
スマホにメモする人が多いですが、あえて手書きにすることで自分のやるべき内容が明確になります。
私は以前からTODOリストを書く習慣がありました。
といっても、メモ用紙に1日にやるべきことを殴り書きするだけですが。
でもこれが意外と役立ちます。
仕事の流れをイメージできて、やり忘れを防ぐ効果があるからです。
達成した項目には横棒を引いて、終わったことを把握しています。
横棒を引くときの達成感はかなり気持ちいいので、一度試してみることをおすすめします笑
行動すれば成長できる
書くと同時に、行動することも大切です。
例えば読書が大切だと学んだ後、1日10ページの読書を決意してTODOリストに「1日10ページ読書する」と書いたとします。
実際に行動に移して、スキマ時間を読書にあてていくことで知識が身につき、さらには行動力も上がっていきます。
TODOリストにやるべきことを書いたまま、行動に起こさなければ意味がありません。
「続かないかも」「失敗しちゃうかも」と憂いて挑戦しないのはNG。
樺沢さんは、こう言っています。
あなたの考え方を少し切り替えるだけで、「失敗」など存在しない、トライ&エラーで自己成長を繰り返す楽しい世界に生きることが可能になります。
(出典:学びを結果に変える アウトプット大全/樺沢紫苑/サンクチュアリ出版/2018年8月3日初版発行)
挑戦を続けるために樺沢さんがおすすめしているのは
・今日のことだけを考える
・目標は細分化
・結果を記録
・目標が達成できたらご褒美を用意
などなど。
「月収5万円」と目標を掲げるよりも「noteで2万円、アフィリで3万円」など、具体的に目標を設定したほうがやるべきことが明確になりますね。
おすすめトレーニング法
アウトプット力を高めるためのトレーニング方法に最適なのが、
・日記
・情報発信
・SNS発信
日記は書く行動が定着し、自分を見つめ直す時間を作れます。
最初は箇条書きでもOK。
とにかく「書く」を習慣化して、書く能力や自己洞察力をアップさせることが重要なんですね。
情報発信やSNS発信も、アウトプット力の向上にぴったりです。
SNS発信は書く力が身につく以外に、交流できる点も魅力的。
オカメさんのブログ読者さんは、Twitterなどで同じコミュニティの方たちと交流していますよね。
仲間とやり取りすると、気持ちが明るくなりますし楽しい気持ちが生まれて行動を継続しやすくなります(^^)
私の場合はアウトプット大全を読んだことをきっかけに、アメブロでブログを始めました。
日記代わりにと思って始めたものの、自分のネガティブぶりをあらためて実感することに。
日記にはポジティブな内容を書いたほうがいいみたいなので、1日の終わりに楽しかったことを思い出そうとするのですが、嫌なことばっかり思い出してしまいます…
今は日記を続けること、楽しかった出来事をすぐ思い出せることを目標に頑張り中です。
まとめ
アウトプットの重要性がわかると、アウトプットをしてみる気が起きますよね。
オカメさんのブログ読者さんは、すでにアウトプットが習慣化している方も多いと思いますが、あらためてアウトプットの方法や効果に触れてみてください(#^^#)
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