まんがでわかる D・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」2
オカメインコのコメント
前回の書評の続刊です♪
書評
まんがでわかるD・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」の続編です。
本の監修は藤屋伸二さん、まんがはnevさん。
主人公の長村こずえが芸妓になって数年後、仕事や新人教育の壁にぶち当たりながら成長していくストーリーです。
②はデール・カーネギーの著書「人を動かす」にスポットを当てていて、ネットビジネスやその他の仕事に役立つ思考が盛りだくさんでした。
ここでは、HSPさんに響きそうな3つのチャプター、
・人に好かれる方法
・自己アピールする方法
・後輩を成長させる方法
をご紹介します(^^)
相手に喜んでもらうために
人間関係を良好に保つために重要なのは、相手に興味を持つことだとデール・カーネギーはいいます。
理由は、人は基本的に自分のことが一番大事だから。
関心を持ってくれる人、大事にしてくれる人を好く気持ちを利用するわけですね。
デール・カーネギーによると、相手に関心を持っている旨が伝わる具体的な方法は、笑顔で接して名前をよく呼ぶことだそう。
笑顔は一緒にいることが嬉しい気持ち、名前を呼ぶことは関心がある気持ちを自然と伝えられるからです。
私の場合は、人とうまく付き合いたいけど具体的にどうすればいいかわからず過ごしてきたので、本の内容がかなり参考になりました。
確かに、名前をよく呼んでくれる人に対しては良い印象を持ってるんですよね。
会話してるとき、ところどころで「小麦さんは~」みたいに名前を挟んでくれる人、自分に興味を持ってくれてる気がして好きです笑
相手を自然と喜ばせられる人って空気感がとても良い感じがするので、自分も同じ風になりたいなと思いました。
うまく喋れなくても大丈夫
自己アピールが苦手な人、HSPさんには多いのではないでしょうか。
ただでさえ自分に自信がないし人前で喋るのが苦手なのに、アピールするなんて難易度高すぎですよね。
でも、自己アピールはうまく喋れなくても大丈夫だとデール・カーネギーは言っています。
自分が話すより相手の話を聞くほうが、関心を持ってもらえる上に評価も上がると。
人に好かれる方法と同じで、話を聞くことで相手に「この人は自分に興味を持ってくれるいい人だ」「この人ともっと話したいな」と思わせられるのが理由です。
相手の話を聞く→相手はあなたに好印象を抱く→結果的に自己アピールになる
といった感じ。
HSPの自分は、このチャプターを読んでとても安心しました。
話すのは苦手だけど、聞くことならできるからです。
もちろんただ話を聞くだけでなく、相手に興味があると伝わるように聞くのが大事ですが。
相手の話を折ったり、つまらなそうな顔で聞いたりするのを避ければ大丈夫です。
HSPさんは一生懸命話を聞きそうだから、大丈夫なはず(^^)
褒めて伸ばす
自分が人を教える立場になったとき、うまく後輩を成長させられていますか?
仕事をしていると後輩ができるものですが、人を成長させるのって難しいですよね…
デール・カーネギーは教える相手の成長を促す方法として、次の4つをあげています。
・小さな成長でも大きく褒める
・相手を「一人前」として扱う
・「簡単にできる」と激励する
・肩書を与えて喜ばせる
(出典:まんがでわかるD・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」 ②藤屋伸二監修/株式会社宝島社/2015年10月2日第1刷発行)
「もっと頑張れ」「こんなのできて当然だよ」と厳しくするより、「頑張ってるね」「すごいね」と褒めるほうが人は伸びるというわけです。
人を成長させることにも、相手を喜ばせる理論が取り入れられています。
否定されるより肯定されたほうが、誰でも嬉しいのは当たり前ですよね。
教えられる側の視点で見たとき、オカメさんは上記の方法を自然に取り入れているなと思いました。
書評を書かせてもらう前、「自分なんかがオカメさんのブログに文章載せてもらっていいのか」「読んでもらえるのか」と私は自信ゼロでした。
でもオカメさんが持ち上げるでも励ますでもなく、一人前というか対等に扱ってくれて。
それがすごく嬉しくて、卑屈にならず書評を書き始めることができたんです。
一人前に扱ってくれること以外にも、書評を書く場をもらうことが「人のブログに書評を掲載している」という、ある意味肩書みたいな役割を果たしたのも、デール・カーネギーの方法に当てはまってます。
本を読んで、あらためて有難いなと感じました(=゚ω゚)ノ
まとめ
人を動かすために大事なのは、相手を喜ばせること。
ただ、喜ばせるために頑張る必要はなくて、相手に興味を持つことを意識すれば大丈夫です。
人を動かすって難しい気がしますが、肩肘張らなくて良いんだと思えると安心しますよね。
まんがでわかるD・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」②を読んで、ぜひぜひビジネスの参考にしてください。
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