まんがでわかる D・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」書評
紹介しようと思ったきっかけ
こんにちは、オカメインコです♪
自分はわりと先輩の起業家さんが紹介してくれた本や、ビジネス仲間が紹介してくれた本をメモしてたりするのですよ@v@
そして、もらったアマギフで定期的にまとめ買いしています♪
この本は確か、相羽みうさんが紹介してたかなと思いましたね^^(これ言っていいっけ)
それで読んでみることにしたのでした・v・
書評
デール・カーネギーの著書「人を動かす」「道は開ける」の要点をまんがにした1冊です。
「人を動かす」は世界で1500万部以上の売り上げがあり、「道は開ける」も世界中で読まれています。
デール・カーネギーは、アメリカ生まれの起業家。
人間関係の神様と呼ばれていて、人間関係にまつわる色々な名言を残しています。
本の監修は藤屋伸二さん、まんがはnevさん。
大学生の長村こずえがアルバイトで始めた芸妓の世界を通して、人との付き合い方や悩みの手放し方を学んでいくストーリーです。
漫画の絵がきれいで、スラスラ読めちゃいますよ(^^)/
本は1~8のチャプターにわかれていますが、ここではその中から3つピックアップしてご紹介していきます。
人を動かす方法
カーネギーは人を動かすために3つの原則があるとしています。
それは
・相手を攻撃して従わせようとしてはならない
・「重要な存在でいたい」気持ちを満たしてやる
・強い欲求を起こさせ、それを満たす方法を教える
(出典:まんがでわかるD・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」 藤屋伸二監修/株式会社宝島社/2015年4月23日第1刷発行)
です。
人は誰でも自分が正しいと思っているから、どんな正論でも相手を変えることはできない。
だから攻撃するのではなく、相手を理解し欲を満たしてあげてうまく操るといった理論ですね。
3つの原則を読んで、正直私は「無理…」と思いました。
その場の会話で精いっぱいなのに、相手の欲求を満たすなんてレベル高すぎじゃないですか?笑
でも、よくよく考えたら意外とHSPさんはこれが無意識にできてるかもと気付いて。
相手を攻撃して従わせようとすることは元々ないし、相手の気持ちを読み取る能力があるから、自然と相手を喜ばせられている気が…(自分ができてるかは置いておいて)
相手を操るなんて大それたこと考えないで、単純に相手を理解して良いところを見つけるようにするのがベストなのかもと思いました。
悩むクセを直す方法
カーネギーは、悩むクセを直す方法として6つの習慣を提案しています。
その6つは以下の通り。
・常に忙しく働く
・小さなことにくよくよしない
・「その不安が的中する確率は?」と自問する
・避けられない運命には従う
・気持ちの切り替え時を自分で決める
・過去の失敗で後悔しない
(出典:まんがでわかるD・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」 藤屋伸二監修/株式会社宝島社/2015年4月23日第1刷発行)
悩んでるときは気付かないですが、振り返ると悩むときって大体暇なんですよね。
自分的に6つの習慣のうち、「常に忙しく働く」は悩むクセを直すのにぴったりだなと感じました。
実はつい先日、数年ぶりに夏風邪を引いてダウンしていたのですが。
ダウンしてる間、仕事のこととか人間関係のこととか、普段悩んでることをひとつも思い出さなかったんです。
忙しいとは少し違いますが、悩みを思い出さなかったのは体調不良に意識が向いていたせいだなと元気になってから思いました。
けど夏風邪は二度と引きたくないので(しんどかった;;)、悩む暇がないくらい毎日を充実させるのが良さそうです。
自分を見失うくらいバタバタしないようペース配分に気を遣いながら、楽しく過ごしたいものですね。
安定した心を手に入れる方法
悩むクセに向き合った後は、安定した心を手に入れる方法です。
心が安定すれば、気持ちがジェットコースターみたいに急降下することもないし、毎日穏やかに過ごせそうですよね。
安定した心を手に入れるために必要なのは、7つの思考パターンだとカーネギーは説いています。
7つの思考パターンはこちら
・陽気に明るく考え、行動する
・対抗意識や憎しみに囚われない
・感謝されないことを気にしない
・困難や苦しみを数えず、恩恵を数える
・自分を知り、自分自身であろうとする
・不運に見舞われたときは、嘆くよりもそこから学ぶ
・他人に関心を持ち、自分のことを考える時間を減らす
(出典:まんがでわかるD・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」 藤屋伸二監修/株式会社宝島社/2015年4月23日第1刷発行)
カーネギーからすれば、悩みが多い人は悩みやすい思考回路になっているだけ。
悩むことが習慣化して、常に悩んでいる状態を自分で作りだしているわけですね。
だから、考え方をちょっと変えれば常に悩むことがなくなり、心も安定するのかも。
「自分を知り、自分自身であろうとする」につながるのですが、私は最近自分より年下の子がしっかりしていて落ち込む機会がありました。
自分と相手は違うのに、明るくて元気なその子を見て「私もあの子みたいにならなくちゃ」「人との会話を盛り上げなくちゃ」と、自分に言い聞かせていて。
でも、人と同じように生きようとすると、めちゃくちゃしんどいんですよね。
私とその子は長所も短所も違うわけで、活かせるポイントはまったく別。
もっと自分の個性を受け入れて、自分を大切にしようと思いました。
まとめ
この本はまんがのストーリーが面白いのはもちろんですが、本の中でデール・カーネギーの名言がちょこちょこ紹介されていてタメになりました。
デール・カーネギーのことを知らなくても、楽しく読めるのでおすすめです。名言のひとつひとつが、自分を見直すきっかけになりますよ。
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